カレーのライスを炊き忘れ

まいにちたのしくにっき!

3~5年後にどうなっていたいですか?という質問に的確に答えようとするのは結構無謀で、むしろそれを明確にしようと言語化してしまうことで自分の中で凝り固まった道筋みたいなものが規定されてしまうみたいな弊害すらある気がする。もちろん「先見の明」という言葉もあるので、そういうものがある人は先を明るくしていけばいいとは思うが、どうもそう簡単にはいかない。そうなってくると、まずは中長期的な見通しをそれなりのものにしておいて、数ヶ月後くらいのことに思いを馳せると良さそう。例えば1ヶ月後までにこのアーキテクチャについて人に説明できるようになりたいとか、このフレームワークを使ってそれなりにAPIを組めるようになりたいとか、それくらいの粒度の見通しや願望なら結構すぐに立てられれそう。ソフトウェアの世界に限らず、他の学問でもそうだと思うけど、結局人生の元気な20~30年の間で学ぶことのできる領域は限られてくるので、完璧に全てを知るというのはかなり大変そう。逆に考えてみると、無理なことをどうやろうと計画を立ててもきっと何も見通しが立たないので、できそうなことを短いスパンで捉えることの方が、精神衛生的にも良さそう。