カレーのライスを炊き忘れ

まいにちたのしくにっき!

会社に入ってそれなりに何とかやっているわけだが、実際心持ちとして何か変わったことがあるか思い返してみる。

「焦り」のようなものはほとんど感じなくなったというのは大きな変化だと思われる。入社したての頃は周りにとんでもなく優秀な同期や先輩がいて、割と打ちのめされる感じがあった。私も何か秀でてなければいけないというプレッシャーや何かコンプレックスのようなものを感じることもあった。しかし別にキャリアなんて相対的に誰かのものと比較して優劣をつけるものではないし、誰かよりも優秀であるためにこの会社に入ったのではなく、純粋に技術とサービスをチームで作る体験が好きでソフトウェアエンジニアになったのであった…ということに気付いてからは特にそういう風に思わなくなった。これは研修を通してチーム開発の場面で、自分でもちょっとリードできたりする部分を見つけられたり、メンターにコミュニケーション能力について褒めてもらえたり、配属先で自走力があるということを認めてもらい、裁量を持って仕事ができていたり、そうした小さな成功と自信の積み重ねがあるからこそだと思う。もちろん技術的な面で研修と配属後の数ヶ月を通して身に付いたものは多々あるが、割とこの「焦らない」メンタリティを手に入れられたことが大きな成果かもしれない。