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最近自分が住んでいるエリアの商店街だったり、そこでお店を営む商店主さんだったり、そういった地域との交流がひょんなことから増え始めている。学生の頃から住んでいるので、もうこの街に引っ越してきて8年目くらいになる。行きつけのお店などもあったりはしたが、自分はあくまでもお客側で、商店街のこれからを考えるとかそこで行われるイベントなどの運営なんてのには、あまりにも距離が遠くて、他人事であった。それが昨年くらいからぼちぼちと顔見知りの人が増えてきて、街のキーパーソンのような人とも懇意にさせてもらって、徐々に繋がりが増えていったというような感じである。
自分の住んでいる街が良くなるとか、他の人に好きになってもらえるとか、そういうことにつながる活動について考えたり動いたりするのはとても有意義に感じる。血が通っている感じがするというか、損得を抜きにして、自由でありながら、でも使命を持って動くことができる気がする。単に雇われたりアウトソーシングされただけなら、あくまでもビジネスとして取り組むであろうところを、そこにとっぷりと浸かっている生活者として向き合えるのは、とても貴重な体験であると感じる。
本業のソフトウェア開発も忙しいが、それ以外の地域での活動もドタバタしそうで、2022年は賑やかになりそうである。フルリモートで働いているソフトウェアエンジニアが、地域の商店街おこしに参加しているのは、なかなか面白い感じの人生になっていそう。引き続きやっていきたい。