カレーのライスを炊き忘れ

まいにちたのしくにっき!

最近コードネームオンラインというゲームを友人とやっているが、かなり面白い。

グダグダ雑談しながらあーだこーだできるのがいい。あとは人狼ゲームみたいに雰囲気がピリつかないのもよい。ぼーっとヘラヘラしながらできるゲームをやりたいので、こういうのを待っていたという感じがある。疲れた身体でもできるゲームがあるのはありがたい。疲れると寝るだけになってしまうが、それはなんだか社会の犬になってしまった気がして悔しい。なので何かしたいが、何かするには疲れているので疲れない何かをしたいというニーズがある。

研修がひと段落してやっとこさ明日から配属ということになる。配属部署は正直これまでの経験が活かせるような感じではない分野を扱うスペシャリスト集団である。それに部署内には若者は私しかおらず、自分が圧倒的にヨワヨワであることを自覚せざるをえない環境である。とはいえ振り返ってみれば、中学高校時代から奇才天才に囲まれ、プライドをズタボロにされてからは、知らないことや分からないことを表明するのが恥ずかしいこととは思わなくなっている。あとは本当のバカにならないように、知らない分からないことをしっかり学んで、血肉とするのみである。これまでぐうたら生きてきたツケがここで回ってきたか。運命を受け入れん。あと、結局フルリモートでやっていけるということが向こう数年確約されたので、関西付近で引っ越そうかなと考えている。できれば、今住んでいる街を出たくないので、近場で引っ越すかもしれない。

余りにもやることがなくて、麻雀ばかりやってしまう。老後にそういうことをするのはいいが、まだまだ若いので休みの日に外に出ずひたすらネット麻雀をするために画面に齧り付いているのも不健全である。ということで何か新しいことを始めようということで、アコギを買った。Amazonで7000円くらいの安物を買った。とりあえず音が鳴ればいい。サザンを弾いたり藤井フミヤを弾いたりしていて、今のところ楽しい。指板を押さえる方の指がかなり痛くて、これも慣れれば大したことないのだろう。

実際に曲を弾いてみるのは、ただ聴いているのとは違って、一度曲をパーツに分解するみたいなことができて便利。気に入ったコード進行の部分だけひたすら繰り返して弾いたりしている。

社会に放り出されてヌルッと2ヶ月が過ぎていて、時の速さ云々。テキトーに生きてきた学生の頃とは違って、フルタイムで5日働いて、意外とこんなものかと思いながらも、ふと全てを放り出してどこかに行きたくなることもある。モンゴルかキューバか台湾に行きたいと思う。北海道か山形か長野に行きたいとも思う。今は海よりも草や山が見たい。リモートワークにはもう何も感じなくなっていて、1年以上やっていると人間なんとか適応するのだな。昼休みに川まで歩いて、どこかのおばあちゃんが吹いている練習中のオカリナの音を聞きながらぼーっと水を見ている。